2010年1月5日火曜日


年明けから、昨日まで読んでいた本です。
12〜13世紀にかけての南仏における、
カタリ派と言うキリスト教の異端弾圧を
現代の日本人歴史学者が調べていくと言うサスペンスです。
サスペンスで、現実ではないのですが、
カタリ派弾圧などは史実に基づいています。
ローマ教会が腐敗していた時期、純粋な信仰を求めようとした人々の弾圧です。
昨年読んだ、「大聖堂」も同じ時期のヨーロッパの話。
教会建築の話、そして私が今学んでいるグレゴリオ聖歌もこの時代のもの。
良くも悪くも、ヨーロッパが教会抜きではありえなかった時代です。
でも、カトリック信者としてこの本の中に出てくる、弾圧の場面は
かなり衝撃的でした。

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