2010年10月2日土曜日

尼僧とキューピットの弓

久しぶりの読書報告です。
ブログを怠けていたのではなく、本を読んでいませんでした。
本を読むと言うのも,結構体力がいる事なのかも知れません。
学校が夏休みで時間があったはずなのに、
あの暑さの中では脳味噌も溶けていたのか、全然読みませんでした。

朝日新聞の読書欄に紹介があり、読みたくなりました。http://book.asahi.com/paper/TKY201009150195.html
多和田葉子さんの本は初めてです。
以前、何かコラムは読んだ事があります。
ハンブルクの事を書いておられたような気がします。
ドイツ、特にハンブルクと言う言葉が出て来ると、懐かしさが湧きます。
小学校5年生の頃、半年ほど住んでいました。
寒い季節に暮らしました。
今、調べてみると多和田さんて芥川賞を取っておられるのですね。
知らなかった。
それにしても,最近日本の作家は女性が多いですね。
私も、小川洋子、宮部みゆき等大好きです。
ところで、尼僧と〜ですが、期待に違わない小説だったと思います。
修道院、ということでカトリックを想像して読み始めましたが、
北ドイツ、プロテスタントの修道院でした。
カトリックとプロテスタとの違いはあっても、
シスター(ノンネ)達のお茶目な様子等、
何となく想像ができ、楽しかったです。
第1部と第2部があまりにも違う雰囲気でちょっと戸惑いました。
私は、第1部の雰囲気が好きなので、
種明かしになる第2部も同じような感覚を期待していたのですが。
でも、また多和田葉子さんの本を読んでみたくなりました。



2 件のコメント:

hausdrache さんのコメント...

遅いコメントになりました。多和田葉子さんの名前を初めて知ったのは、うちに滞在していたRuthからです。彼女はYoko Tawada の大ファンとのことでした。ドイツ語で小説を書いておられるのですね。優子さんのお薦めなら、是非読んでみたいです。もちろん日本語で♪

Yuko Miura さんのコメント...

ふふ、hausdracheさん、ぜひドイツ語で読んでみて下さい。今度お貸ししますね。