2013年10月20日日曜日

スイスからドイツへ その5 

ルツェルンを夕方に電車で出て、ザンクト・ガレンへやって来ました。
風光明媚なところをZürichをまわらず湖と山を縫いながら走るSüdostbahn(南東電鉄とでも訳しましょうか?)を走ること、2時間強St. Gallenに到着です。
本当に残念なのは、Luzernでミサの梯子をしたので日が暮れてしまったことです。
駅の"Bachmann" と言う名前のパン、お菓子、お惣菜などを売っているお店で、
買い込んだ晩ご飯を食べました。
"Bachmann"(小川男と言うか、バッハ男〜まあ、お店の名前を日本語にしてもなんだけど〜)
http://www.confiserie.chお勧めです。美味しかったです。
この電車にはお昼に乗りたいけど、
人生の中でなかなかそういう機会もないでしょうか。
Einsiedelnアインジーデルン行きの支線が途中から出ているので、それも気になります。
夜に到着しましたので、そのまま駅から歩いて10分足らずのホテルに直行しました。

翌朝、10時に始まる聖ラウレンツェン教会の礼拝に出かけました。
この教会はプロテスタント改革派の教区教会です。
12世紀には建物が初めて建てられました。
その後色々改築され、16世紀には改革派の教会になりました。
オルガンも様々な変遷を経て、今の形になっています。


St. Laurenzenkirche聖ラウレンツェン教会


実はここのオルガニスト、R先生に日本でお目にかかったことがあり、前もってメールをしておいたのですが、きちんとお返事をいただき、待っていてくださいました。
R先生の伴奏による礼拝は素晴らしく、牧師さんのお話に呼応するように次々と即興演奏が繰り広げられ、その中で会衆が自然に黙想していく時間が過ぎて行きました。
東京のA先生がR先生の記事を教えてくださったので載せておきます。


本当は内容を訳したいのですが、ちょっと自信がないので(笑)


姫路から一緒に言ったKさんが興味津々です。







 ラウレンツェン教会での礼拝、オルガン見学を終え、
いよいよ世界遺産のザンクト・ガレン図書館へ向かいます。
 ここはグレゴリオ聖歌を勉強し、歌う者にとっては聖地にも等しい場所、
たくさんの写本が残されていたところです。
圧倒的な図書館、背表紙をじっくりと見て歩くと色々なことを想像します。

ここは写真が取れない上、興奮していたのか建物外の写真もありません。
上記のサイトをご覧ください。


駅前の食堂でKさんと半分こして食べた地方料理です。



夜は大聖堂の方へ行って主日のミサに与りました。
とても沢山の人が集まっていました。

ミサの帰り道に見た家。





スイス最後の朝は小雨模様。

教会の塔も霧にかすんでいます。




洗礼盤の水の中に天井画がうつっていました。
昨夜教会の中が暗くて写真が取れなかったので、
もう一度、写真を撮らせてもらいました。
背面の大オルガンです。

内陣の小オルガン。

ザンクト・ガレンともお別れです。
そしてここで、旅の2日目から一緒だった、Kさんも反対方向へ。



私はECに乗ってMünchenミュンヘンに向かいます。
Bodenseeボーデン湖の縁にそって走る、素晴らしい路線なのですが、今回も残念。朝からの小雨模様で、景色はあいにくでした。
続きはその6へ。

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